【遺品整理】無視できないのがデジタル遺品

そのままでは目に見えず、とても厄介なのは「デジタル遺品」です。

現在では多くの金融機関がインターネット上に移行しペーパーレスを推奨しています。

スマホのロック・パスワードの問題もあるかもしれませんが、先ずは環境の変化によって「壊さない」ことが重要。

バッテリーを全くの空にして、時間を空けてしまうのは故障の原因にもなります!

物理的に故障をしてしまうとたとえパスワードが無事に分かったとしても意味がありません。

パソコンやスマホなどのデジタル製品は放置しないで!

機械の中に保存されている情報は最も貴重です!

ロック画面を開けるなどの詳細は別途詳しく説明するとして、

先ず認識していただきたいことは、スマホやパソコンの中の状態(普段使ってるメールや使いやすいところに配置してあるアプリなど)はキープしておかないと手掛かりがゼロになってしまいます!

データの状態もそうですが、そのままの機材の状態も最大限に大事だということです!!!

一番に厄介なのは壊してしまうこと

自分のパソコンでない場合、特にスマホなどはそうだと思うのですが、持ち主が触っていて人によってその感触が自分のモノとは違ってきます。

同時にとてもプライベートなモノですからどことなく違和感を感じてしまいます。

そして、頭では分かっていても、無意識に「ぞんざい」に扱ってしまうことがあります。

パソコンなどはキレイで湿度の高くない場所で裏側の配線なども余裕をもって保管し、書類の中に埋もれさせたり、床などの蹴とばしてしまうようなところや、落ちる可能性のある高いところなどには絶対に置かないようにしましょう。

一番厄介なのは壊してまともに動かなくなってしまうことです。

有る機材(パソコン・スマホ・携帯)などはすぐに充電器に繋いで

使っていないからムダじゃないか!と考えがちですが、

しかし、精密機器のセオリーとしても、できるだけ電源ケーブルに繋いでバッテリーが全くの空にならないようにした方が良いです。

バッテリーが空の状態はバッテリーにとっても中のデータにとっても非常にトラブルを起こしやすい状態です。

スマホ(パソコンもそうですが)に関してはできるだけ主電源を入れておきましょう。

お亡くなりになった後でスマホに届くメールやかかってきた電話にも有益な情報がある場合もありますし、日常で何のアプリを使っていたかや、メインのメールアドレスなどの重要な情報になるものもあります。

最近のスマホやパソコンは自動で中のソフトがアップデートされていることもありますし、久々に電源を入れますと、ちょうど作業をしている真っ最中にバックグラウンドでそれらのアップデートが作動して動きが悪くなることがあります。

また、精密機械というのは持ち主の「気」が反映されます。

こんなことを書くと「適当なことを言うな!」と言われてしまいそうですが、でも、みなさんも充分に体験しているのではないでしょうか?

機種変更して新しいスマホにした後、たった数週間なのにもう電源が入らなかったり。

パソコンなどもなぜか私がいろいろと困ったタイミングで故障したりといったことはよくあることです。

そんな経験からも、ぜひ、それらの機械類には「まだまだ必要だからね~」と愛情を込めてあげてください。

とにかく、そこにしか知りえないものすごく多くの情報がある場合もあります。

その場でノートに書き写し、可能であればプリント(印刷)する

メールも何百通もあるのは当たり前ですので肝心な事柄が書いてあるメールなどは「手掛かりになるメールの日付やタイトルなど」手書きでノートに書き写しましょう。

金融機関の口座情報や資産情報が分かるメールなどはプリント(印刷)しましょう。

プリントするのに広告の文言が多くムダが多い場合などはご自身が使っている(状況の良い)スマホやデジカメなどで必要な部分が見える状態で写真を撮って保存しておきましょう。

その際は差出人名、タイトル、肝心な口座・資産情報の部分が分かるように連続させたり工夫して分からなくならないように気を付けましょう。

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